引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは?

引受基準緩和型保険とは、保険に加入する条件(これを、「引受基準」といいます。)を緩和して、持病や病歴のある人でも加入しやすくした保険です。告知項目を簡素化(告知項目が3つから4つ)し、引受基準を緩和していますが、保険料は割増されています。
引受基準緩和型保険には、死亡保険(終身保険等)と医療保険があります。

引受基準緩和型死亡保険の保障内容

引受基準緩和型保険(持病があっても入りやすい死亡保険)の保障内容をご紹介します。
引受基準緩和型死亡保険には、基本的に1年間の支払い削減期間が存在します。
ご契約日から1年以内は、死亡保険金の支払金額が、50%に削減される商品が一般的です。
(交通事故など不慮の事故や災害で死亡した時は、削減されない場合もあります)

死亡保険金は一般的に、以下の支払事由に該当した場合に支払われます。

  • 保険期間中に死亡された時
  • 保険期間中に約款所定の高度障害状態になった時
  • リビングニーズ特約を付加した契約で、余命6か月以内と判断された時

引受基準緩和型医療保険の保障内容

引受基準緩和型医療保険には、1年間の支払い削減期間がある場合があります。
ご契約日から1年以内は、各給付金の支払金額が、50%に削減される商品が一般的です。

引受基準緩和型医療保険の入院給付金とは

入院1日につき支払われる保険金(給付金といいます)のことです。
入院1日あたり 3,000円、5,000円、10,000円といったプラン(コース)を選択できるようになっています。

引受基準緩和型医療保険の手術給付金とは

病気やケガで公的医療保険制度の給付対象である所定の手術を受けた場合に、
「入院給付金」に対する倍率によって支払われます。
この倍率は、手術の内容によって異なる場合もあります。保険会社によって設定が異なりますが、5倍~40倍の間で設定されているようです。

引受基準緩和型医療保険の先進医療給付金とは

先進医療による療養を受けられた時に、その技術料と同額をお支払いいたします。
先進医療給付金については、1年間の削減期間を設定していない保険会社もあります。

引受基準緩和型保険を検討するには?

持病や手術の経験があるからといって、最初から「引受基準緩和型保険」に絞って申し込む必要はありません。持病の種類や内容によっては、保険料の割増のない一般の医療保険や死亡保険に加入できる場合もあります。
一般の医療保険や死亡保険においても、引受基準は保険会社によって異なります。A社では引受不可でも、条件がついてB社なら引受け可能、ということもあります。
条件がついて引受可能な場合を、特別条件付引受(契約)といいます。特別条件の種類は主に以下の3種類があります。

①保険料の割増
通常の保険料とは別に保険料の払込期間中は割増の保険料を支払うことです。
②保険金の削減
契約後一定期間に死亡や高度障害になった場合等、受取る保険金が削減されることをいいます。
③特定の疾病や部位の不担保
特定の疾病や、特定の部位に生じた疾病による入院や手術の場合に、保険会社が定めた期間、その部分に関して保障がされないことをいいます。

したがって、健康状態に不安があったり、持病がある方でも、詳細な健康告知をしたり
医師の診査を受けることにより、「引受基準緩和型保険」以外の一般の保険に申込むことを検討してみましょう。
その結果、一般の保険への加入が困難だった場合には、「引受基準緩和型保険」を検討してみましょう。

無選択型保険とは?

引受基準緩和型保険で加入が困難だった場合は、無選択型保険があります。
無選択型保険とは、「告知なしで加入できる保険」のことです。健康状態の告知が必要なく、健康状態にかかわらず加入できるので、保険料はとても割高になります。また、契約できる死亡保険金が少額であったり、契約から一定期間内に病気で死亡した場合の保険金は、それまでに払い込んだ保険料相当額のみであったり、場合によっては払込保険料の総額が死亡保険金額を上回ることがありますので、注意が必要です。