生命保険の加入意向~インターネットで保険に加入したいと思う人は増えている

みなさんは生命保険に加入する際、どのような方法をイメージしますか?

  • 生命保険会社の営業職員に自宅に来てもらい説明を受けて決める。
  • 各社の資料を取り寄せて、保険商品を決めて申し込み用紙を送る。
  • 郵便局や銀行などの窓口に行って、相談をしてみる。
  • 保険代理店のショップで相談をして説明を聞いて選ぶ。
  • インターネットで調べて、オンライン申し込みのできる保険商品を選ぶ。

このように、ここ数年で生命保険に加入する方法もバリエーションが豊かになってきました。
特に、通販やインターネット、保険ショップといった生命保険会社の営業職員経由以外の経路が増えてきた印象です。
自動車保険などにおいては「ネット割引」があります。また、国民共済や県民共済のようにコンビニエンスストアに申し込み用紙が置いてあるものもあり、生命保険以外の損害保険や共済についても、対面以外の申し込み経路が当たり前になってきていることがわかります。

さまざまある生命保険の申し込み経路の中でも注目したいのが、「インターネット」による申し込みです。
平成28年度「生活保障に関する調査」(生命保険文化センター)によると※1、今後どこから加入したいかを尋ねた結果(加入意向のある経路)、平成19年から平成28年の間で、「インターネットを通して」という意向が8.8%(平成19年)から11.5%(平成28年)に増加しています。

比較すると、「営業職員」という経路の意向が、40.7%(平成19年)から34.7%(平成28年)と減少しているため、営業職員から対面で保険を提案してもらうということよりも、インターネットで、自分自身で情報収集をして決めるというタイプの人が増えつつあるのかもしれません。

※1 公益財団法人生命保険文化センター 平成28年度 生活保障に関する調査

生命保険の「対面販売」と「インターネット販売」を比較してみる

では、実際に、生命保険の営業職員やコンサルタントのような人と会って説明を受けて保険を選ぶという対面販売モデルと、自分で情報収集をし、自分でウェブサイトから申し込み手続きを行うというインターネット販売モデルを比較してみましょう。

対面で保険に入る インターネットで保険に入る
保険料 保険商品によるが、インターネット販売と比較すると高くなるケースがある 掛け捨ての保険商品が主体のため、保険料は貯蓄性の保険商品も扱う対面販売と比較すると安くなるケースがある。
保険商品 貯蓄性のあるものから、掛け捨てまで保険商品のラインナップは充実している。説明を受けないと一般人に理解が難しいものもある。 多くは掛け捨ての保険商品のため、保障内容はシンプルであることが多い。ほしい保険商品の取扱いがないこともある。
申し込み
手続き
用意された申込書や告知書に記入をする。保険ショップ等、複数の生命保険会社の取扱いをしているところであっても、申し込みは保険会社ごとに行う。 保険会社のウェブサイトで保険料の見積りをして、そのまま申し込み手続きに移ることができる。
支払方法等によるが、中には、紙が一切必要なく申し込み完了できる場合もある
請求など 担当者に連絡を入れると、手続きについて案内される。(商品によってはお客さまページから変更できる商品もある) 保険会社のコールセンターに電話をする。
場合によっては、お客さま用ページからスマートフォンで請求連絡ができる場合もある。中には、そのままオンラインで必要書類を提出して請求手続きが完了する場合もある。

このように、どちらが良い悪いということではなく、お客さまのタイプによって一長一短あることがわかります。

たとえば、自分が購入したり契約したりするものは自分で調べて考えて決めたいタイプの人は、インターネット販売のほうが向いていますし、アドバイスが欲しい人や必要な保険が自分だけでは決められないという人には、対面販売のほうが安心するでしょう。

ご自身がどのように保険を選んでいきたいタイプなのか?を考えてみて、それにあった方法を選ぶのが保険加入への第一歩、といえるかもしれません。

後編はこちら
[ネット生保とは?後編 ~対面販売との比較メリットとデメリット~]